2020年末のNHK紅白歌合戦で坂本冬美さんが歌う「ブッダのように私は死んだ」のMVや歌詞が話題です!
ブッダ=仏陀は悟りの最高の位「仏の悟り」を開いた人を指すようなんですが、ブッダみたいに死んだとは何とも意味深・・・。
この記事では坂本冬美さんの「ブッダのように私は死んだ」について、
・問題のMV(PV)動画
・歌詞の意味
・みたらし団子の歌詞解釈
・世間の評判・感想
などまとめました。
この記事の目次
坂本冬美「ブッダのように私は死んだ」のMVが話題!【動画】
「ブッダのように私は死んだ」は、サザンオールスターズの桑田佳祐さんが坂本冬美さんに楽曲提供した曲です。
話題のMVがこちら。
・・・どうでしょう?
MVを見た私の率直な感想はこんな感じです。
「暗い」
「怖いっ!」
「聴いててなんか具合悪くなりそう」
曲調、怖いですよね!
単なるマイナーコードの曲と違って、どこか不協和音のような不気味な雰囲気がただよっています。
このMVは話題となり、演歌歌手としては異例の早さで公開約1ヶ月半で100万回再生を記録しました。
坂本冬美「ブッダ」の歌詞意味が怖い!不倫相手に殺された!?
「ブッダのように私は死んだ」の歌詞はこちらです。
女性が所帯持ち男性にのめり込む、ドロドロの不倫を描いた歌詞のようですね。
しかも「何食わぬ顔でテレビに出ている」相手ということで、相手男性は芸能人!?
悪い男だと知りながら所帯持つことを夢見た
だけど男は不意に手をかけた
あんなに尽くした私が邪魔になったのね
あれは魔が差したと言うのですか?
こんな歌詞の上、MV冒頭スコップを持って山で穴を掘る男。
棺桶に横たわる女性。
不倫殺人て時々ありますから、本当にやられちゃった!?と思いました。
でも・・・
この世とはオサラバと魂が叫ぶよ
この世から出て行くわ魂が悟ったよ
ん?まだ死んでない?
実際は殺されていないのかなと思われる部分もありました。
殺されたのはボロボロに傷ついた心なのかもしれませんね!
太陽が西から出て
月がそっぽを向いても
お釈迦様みたいにはなれない
やっぱり私は男を抱くわ
男性依存が強く、不幸な恋愛にのめり込むタイプに聞こえるのは私だけでしょうか?
死にたいほど辛いけど新しい男を見つけて生きていくわ、そんな感じの意味なのかなと思いました。
「ブッダ」の歌詞みたらし団子の意味は母との思い出?他の解釈も紹介!
「ブッダのように私は死んだ」の歌詞でみなさんひっかかるのが、「みたらし団子が食べたい」という部分だと思います。
この世から出て行くわ魂が悟ったよ
ごめんね お母さん
みたらし団子が食べたい
ブッダのように私はしんだ
の
みたらし団子が食べたい
って歌詞だけは無限にわからん— べんぼん (@mbenldren) December 24, 2020
坂本冬美さんのブッダのように私は死んだ、独特の世界観ですな、特にみたらし団子のくだり。なんで?😅
いずれにしても、歌うのが難しい楽曲だなと思いました。#坂本冬美— 如月翔 @日本橋小伝馬町(生まれと育ちは人形町)🧕🏽 (@kisaragishow) December 19, 2020
このみたらし団子は、どうやらドラマに関係してくるようです。
「ブッダのように私は死んだ」はラジオドラマ化されています。
そのラジオドラマの内容と思われる書き込みが5ちゃんねるに。
みたらし団子は奢ってもらったやつか
うさぎと亀の歌は後の伏線になりそう
ラジオドラマでまた違った視点で歌の世界を再解釈出来るのは面白いな
「うさぎと亀の歌」はドラマ主人公の恵子が殺される日、山に向かう途中口ずさんでいた歌。
となると「みたらし団子」はドラマ中、男(もしくは別の人)から奢ってもらったものと考えるのが自然ですね。
「ブッダのように」のドラマはニッポン放送で2020年12月14日~17日の4夜連続放送されました。
そのうちの第2話で、みたらし団子にまつわる母との思い出も出てきたようです。
#ラジオドラマ #ブッダのように私は死んだ 彼女が母親と最後に食べたのがみたらし団子。母親が彼女を捨てる前に一緒に食べたのがみたらし団子って設定。父親にも見捨てられ親戚に預けられたけどひとりぼっちの身の上。彼は貧しい家に育ちきっと両親から箸の持ち方も教えられなかった様子。
— amor (@amor3496) December 15, 2020
第2夜🍡
みたらし団子に悲しい思い出があるのね。
そして二人ともに家庭環境に恵まれていなかったのか…。
そして箸の持ち方きた!
ドラマを聴いた後に曲を聴くとより想像が膨らむ。
ここからどうして彼女は殺されてしまうのかが気になるな。#ブッダのように私は死んだ— ともぷーKeep smilin’☺️ (@rl6zDC9PEzmJyPp) December 15, 2020
どんなドラマだったのか気になるのですが、見逃し配信がもう終わってしまっています。
私はギリギリで第4話を聞くことができたので、ドラマ内容を以下にまとめました。
▼ラジオドラマ「ブッダ」のストーリーはコチラ!

ドラマのことを知らない視聴者の方は、いろいろな解釈をしていたようなのでいくつかご紹介します。
亡くなる前の走馬灯
亡くなる直前、走馬灯が走る中で大好きだったみたらし団子を食べたいと思ったのでしょうか。
幼少期、母親に買ってもらい食べたみたらし団子を予想した人は多いようです。
言葉だけ捉えて、みたらし団子に草はやしてる方が散見されるけど、わたしはとても切なくなる歌詞。
いよいよ魂があの世に旅立とうとしている時、想うのは母と(食べた思い出のお菓子である)みたらし団子と解釈しているから。私も死際は母を想うだろうな。— かじ🎵 JAPANEGGAE推し (@kaji_SAS) December 14, 2020
何歳になっても子供にとってお母さんは偉大ですからね!
伊勢物語の「恋せじとみたらし川に」
一説には古典和歌の伊勢物語が関係してるのでは?とも言われています。
みたらし団子は漢字で書くと「御手洗団子」ですが、「御手洗」の意味はみたらし団子の他にこういった意味もあります。
◆神社の社頭で参拝者が拝む前に水で手や口を洗い清めるところ
◆御手洗川の略
この後者が伊勢物語の「恋せじとみたらし川にせしみそぎ神はうけずも成りにけるかな」という歌に関係してくるようです。
歌の意味は「もう恋はしないと御手洗川でしたみそぎを 神は受けては下さらなかったよ、こんなに恋しいから」といった内容とのこと。
作詞作曲が桑田佳祐さんなので、裏にこういった深い含みがある可能性もありそうですね!
いやらしい意味
桑田佳祐さんの曲といえば、ちょいエロ系の歌詞も時々登場してきますよね。
みたらしのとろける餡に何かいやらしさを見出して歌詞に登場させたのでは?と考えた人もいるようです。
確かにみたらし餡のほどよい粘度ある感じ・・・何かを彷彿させますよね!
坂本冬美「ブッダ」の歌詞が怖い理由は歌謡サスペンス劇場!
「ブッダのように私は死んだ」の歌詞が怖い理由を調べると、曲を作ったサザン桑田さんの当時の状況などが影響しているようでした。
この曲は2018年の紅白でサザンのパフォーマンスを目の当たりにし、感極まった坂本さんが桑田さんに楽曲制作を依頼して実現されたもの。
坂本さんからの依頼の手紙を読んだ時、桑田さんは楽曲のインスピレーションが次々と湧いたそうです。
ちょうど依頼をした2019年初春頃、桑田佳祐さんはサスペンスドラマやミステリー映画にハマっていたといい、ブッダは「火曜サスペンス劇場」ならぬ「歌謡サスペンス劇場」をイメージして作成。
#坂本冬美 さん「ブッダのように私は死んだ」🍡
ミュージックビデオが本日公開😳‼️作詞作曲を手掛けた #桑田佳祐 によるオリジナルストーリーのもと、楽曲の世界観をさらに拡げて映像化🎬🌲
不埒な大人の色気を纏った「歌謡サスペンス劇場」をお楽しみください🥢✨https://t.co/nkw3Hk3zTC pic.twitter.com/dLfIEuutuO— サザンオールスターズ official (@sasfannet) November 5, 2020
本作品「ブッダのように私は死んだ」は、作家・桑田佳祐が坂本冬美を主人公に見立てて描いた、悲しくも美しい愛に生き、愛に死にゆくある種の「小説」であり、また「歌謡サスペンス劇場」とでもいうべきジャパニーズ・フィルム・ノワールでもある。
出典:全日本歌謡情報センター
どうりで・・・!
何も知らずに聴くと「怖っ!」という印象でしたが、そういった意図だったんですね。
坂本さんは中学生の頃サザンオールスターズに出会い、「いつか桑田さんに楽曲を手掛けて頂きたい」とデビュー当時から思っていたそうです。
念願叶っての提供曲がかなりヘビーな曲だけど大丈夫だったの?と気になりましたが、本人大喜びのようでした!
これまでの歌手生活34年は桑田さんに出逢うために、「ブッダのように私は死んだ」に出逢うために歌って来たのだと確信しております。
出典:全日本歌謡情報センター
もしかしたら坂本さんの楽曲提供依頼の手紙には、今回のような曲がやりたいことを書かれていたのかもしれませんね。
坂本冬美「ブッダ」に対する世間の評判・感想は?
曲調も歌詞もヘビーなので嫌悪感を抱く人、桑田佳祐さんが作詞作曲と知って納得といった人など賛否両論あるようです。
坂本冬美さんと言えば、桑田佳祐さんに曲、作ってもらったんですよね‼️ 『ブッダのように私は死んだ』いい曲😊#songofJapan
— 西の森 (@4291Jjj) December 24, 2020
坂本冬美が歌ってる「ブッダのように私は死んだ」のMVみたら世界観が凄くて鳥肌だった。
歌う人を選ぶなぁと思ったら、作詞作曲が桑田佳祐だった。
なんというタッグ。。。— いぶこま (@ibukoma) December 24, 2020
『ブッダのように私は死んだ』ってパワーワードすごいよな。桑田佳祐ってやっぱすごいんだなー。
— あいのけもの (@_emu_ru_) December 23, 2020
ブッダのように私は死んだ、って名前が気になってMV見たら妙にクセになってしまった…
冬美ちゃんやっぱ好き🙌— 星音ジュン (@jun_hoshinone) December 24, 2020
坂本冬美のブッダのように私は死んだって曲だけど、なんか、なんか分からないけど、やな気持ちになった。
— おうまたん (@oumatan69) December 24, 2020
坂本冬美さん
大晦日に「ブッダのように私は死んだ」という殺人事件の歌を聴くのは嫌だ😭
だって今年はコロナとか芸能人の悲しい事件があったのに…— めどうす (@Roger19642) December 24, 2020
紅白で坂本冬美が「ブッダのように私は死んだ」を歌う。もしかしたら紅白一番の聴きどころかもしれない。
— takefour (@takefour) December 23, 2020
今日の一曲 「ブッダのように私は死んだ」 坂本冬美
桑田佳祐との衝撃コラボ盤。
この前のオールナイトニッポンGOLDで古舘伊知郎が絶賛、OAでもかけた。
正直、歌詞もサウンドも饒舌過ぎて情報量がハンパなくまだ全然咀嚼しきれてない私名曲か⁉️いや迷曲か⁉️
どっちにしても超モンダイ作 pic.twitter.com/bJpF6A844d— 鮫肌文殊 (@samehada19) November 12, 2020
坂本冬美さん「ブッダのように私は死んだ」、死と生のあいだをさ迷うかのように壮絶な世界観と妖艶な歌唱が衝撃的だが、クライマックスにふと「みたらし団子が食べたい」と絞り出した声で唄うのがたまらないんですよね…
死にゆく覚悟、生への未練、どちらも滲ませる心理描写。良い歌だ……。— 紅茶のおうち。 (@kocha_1101) December 22, 2020
紅白曲目発表で見た坂本冬美さんの「ブッダのように私は死んだ」
えらい気になっちゃってYouTubeで初見したんだけど想像と違った。
勝手に宮本さんの「冬の花」のようなイメージしてたよ。
MV笑かしにきてる?
みたらし団子我も好き♪「冬の花」を聞いて耳直し中。
— みっち (@SSLmichi) December 21, 2020
ブッダのように私は死んだ、サスペンスな雰囲気でかなり好きなんだけど、「殴るよ」「箸の持ち方は無理でした」「みたらし団子」でどうしても何回聴いても笑っちゃう
— かに (@MdY9GFfuXUhn5vJ) December 10, 2020
ブッダのように私は死んだって曲!完全にギャグ
みたらし団子が食べたいってなんだwww
— 洋平(よっけー) (@yokke0928) December 10, 2020
みたらし団子にひっかかる人はやはり多いですね!
2020年の紅白で坂本冬美さんは今回の「ブッダのように私は死んだ」を歌うことが決まっています。
生歌や演出も楽しみですね!
▼ラジオドラマ「ブッダ」衝撃の結末とは・・・!

▼「ブッダのように」と三浦春馬の関係とは

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